任意整理前 | 任意整理後 | 過払い金 | |
---|---|---|---|
A社 | 100万円 | 0円 | 20万円 |
B社 | 80万円 | 0円 | 30万円 |
C社 | 40万円 | 35万円 | 0円 |
D社 | 50万円 | 50万円 | 0円 |
E社 | 35万円 | 35万円 | 0円 |
合計 | 305 万円 | 120 万円 | 50 万円 |
個人再生手続前 | 個人再生手続後 | 月額返済(3年間) | |
---|---|---|---|
A社 | 100万円 | 20万円 | 5,555円 |
B社 | 50万円 | 10万円 | 2,777円 |
C社 | 250万円 | 50万円 | 13,888円 |
D社 | 50万円 | 10万円 | 2,777円 |
E社 | 120万円 | 24万円 | 6,666円 |
F社 | 30万円 | 6万円 | 1,666円 |
G社 | 30万円 | 6万円 | 1,666円 |
合計 | 630 万円 | 126 万円 | 34,995 円 |
住宅ローン | 2,500 万円 | 2,500 万円 | 約定通りの金額・期間 |
Aさんは、離婚後した後に子供と2人で生活をしているシングルマザーでした。
離婚した元夫から養育費を支払ってもらうのが難しい状況だったため、Aさんの収入のみ(20万円)で生活をされていました。
20万円の収入では母子3人で生活していくのがやっとで、その後、返済のために借入れをするような状況が続き、気がつけば借金総額が400万円近くになっていました。
限度額がいっぱいになり、どこからも借入が出来ずどうしようもなくなってしまった、ということで、当事務所に相談に来られました。
生活状況や財産関係についてお伺いしたところ、Aさんの現状では継続して返済していくことが難しかったため、自己破産の申立てをすることになりました。
Aさんの場合は、免責不許可事由に該当する事情もなく、20万円を超える資産も有していなかったため、同時廃止手続きで自己破産申立てを行い、無事に免責決定を受けることができました。